今回取材させていただいたのは、豊中市のA様邸。
まず驚いたのが近隣の人のあたたかさ。
明るく「おはようございます」と声をかけてくださる方が多く、
「豊中市はなんて素敵な場所なんだ」と心が和んだ。
その後玄関のチャイムを鳴らし、明るく出迎えてくださったA様ご家族。
貴重なお時間をいただき、リノベーションのこだわり等を伺うことができた。
-使用する素材へのこだわり-
タイル、アイアン、クロス、そして無垢材。
特に「木」という素材にこだわり、ナチュラルな空間を作り出したうえで、
タイルやクロスでカッコよさを演出している。
-キッチンは「二人が立てる」ように広く、使いやすく。-
かっこいい感じで仕上げたかったというA様。
キッチンがその雰囲気を出すのに一役買ってくれている。
使いやすいⅡ型のキッチンからは、リビングが見渡せ、
遊ぶ子どもたちを見守ることができる。ご夫婦でキッチンに立つこともあるそうで、
広さも二人が立って作業ができる広さにリノベーション。
Ⅱ型にしたことで収納力が増えたのも嬉しいポイント。
-マンションには珍しい、アレ。-
リノベーションのベースにしたこのお部屋にはなんと、階段がある。
中に入ればまるで戸建てのような作りとなっているのだ。
階段はA様がお好きなカッコよさも、木という素材へのこだわりも表現できる、
空間のテーマを表現するにはもってこいの場所。
無垢×アイアンでナチュラルに、それでいてクールに仕上げている。
■どのような背景で引越しをお考えになったのですか?
子どもが大きくなってきた、というのと、
賃貸ではなく、やっぱり持ち家。自分たちがいいと思う家に住みたかったから、ですね。
■nextを知ったきっかけ、選んだ理由は?
すでに豊中市には住んでいて、そこから(上記の理由で)引っ越しを
検討していました。実は新築も視野にいれていて、(奥様が)石川県出身だったこともあり、
そちらで新築を見たりもしたんです。そうして吟味しているうちにリノベーションの選択肢、
そしてnextさんのことを知って、ちょうど1年前(インタビュー当時2020年12月)くらいでしょうか、
nextさんに足を運びました。お家探しからリノベーションまで一貫してできるのが魅力的でしたね。
next以外の選択肢も特になかったです。(お店やスタッフの)雰囲気も良くて、そのまま話が進んでいきました。
お家探しはこの場所を見つけるまで10件は見たと思います。
この場所の決め手は「このマンションが一番触りがいがあると思ったから」です。
■どういったことを考えてリノベーションをされましたか?
木、無垢の床、ですね。「木」という素材をメインで使いたかったんです。
あえて無垢の床にしていないところもあるんですが、廊下やリビングといった
メイン動線や家族の団らん場所にはあたたかみが感じられる無垢の床にしています。
あとは落ち着いた色のタイルを使ったり、アイアンでかっこよく仕上げたり。
うちの場合は、入れる家具を最初から意識せず、完成したお家に合わせて
ゆっくり選んでいこうと考えていました。これもリノベーションの楽しみのひとつかなと思っています。
■お家のこだわりポイントは?
素材使いがやはりポイントですね。
ナチュラルに仕上がる無垢の床、カッコよく空間が締まるアイアン、
程よいヌケ感と品があるタイルでうまくまとまったと思います。
キッチンは使い勝手もしっかりこだわっていて、夫婦でキッチンに立つことがあるので
もともと壁付けだったキッチンをリビング全体が見えるカウンター付きの
Ⅱ型キッチンにし、子どもを見守ることができる環境をつくりつつ、
大人二人の動線確保と収納力UPにつなげています。
■物件探しやリノベーションのことに関しての不安や大変だったことはありますか?
私たちが持つイメージを(スタッフに)伝えること、
それと私たちの思うベストの形に少し違いがあるところが「大変」でした。
同じものがいいと思えるか、どちらかが折れないと大変ですよね(笑)
■完成したお家に住んでみて、いかがですか?
自分のしたいように、家事がやりやすいように動線を含め、
こだわりながらつくってよかったなと思います。
コンセント等配線系は刺さっている状態もイメージすると見えてくるものがあるので
皆さんもぜひ「コンセントが刺さっている状態」を意識してみてください。
■これからお家を購入することを検討されている方へ向けてメッセージをお願いいたします!
人によって予算は様々かと思いますが、最初に思う「やりたいこと」を全て詰め込むと
大体予算がオーバーしてしまうのではないかと思います。
つまり、予算内に収めるには、なにかを、もしくはどこかを妥協しなければいけない、
ということ。それを認識したうえで、まずは妥協できない部分にはしっかりとお金をかける。
「自分たちの一番こだわりたい部分はどこなのか」を明確にしておくのが良いと思います。
そして妥協しなければいけない点に関しては、「どう妥協するか」を考える。
例えば、せっかくのリノベーションなので、丸々中身を変えてしまうのではなく、
元の状態を有効活用したり、自分たちでできそうなところは自分たちでやってみたり。
きっとこれも楽しいと思います。
「すべて任せず、自分たちでもできることをやってみる。」
これもまた、一つの妥協とすればきっと楽しく、予算内にリノベーションが
できるのではないかなと思います。